関西旅行記 1日目(大阪と神戸をぶらぶら)
8月の中頃大阪~京都~伊勢にかけて4日間一人旅してきました。乗りたかった鉄道にのりつつ観光もしたりと、自分の趣味に特化しまくった密度のある旅行になりました。
もう2ヶ月も経とうとしていて今更過ぎるのですが、せっかく記録出来る場所があるので軽く旅行記を残して置きたいと思います。こんな旅行をする人もいるんだなと誰かの参考になれば幸いです。
JAL103便で大阪へ
大阪へは飛行機で。LCCではなく普通のキャリアなので高いと思いきや、JALカードNaviの入会特典でもらったeJALポイント5000円分を使ったので実際に払った分は4990円で済んでいます。大学生向けのJALカードNaviはこの入会ポイント5000円分の他にも特典航空券の大幅な割引があったりして年会費無料という神がかったカードなので、旅行好きの人たちには本当にオススメです。
搭乗した大阪行きは7時30分発と結構朝早めにもかかわらず満席でした。ANAの787のエンジントラブルによる欠航とかと関係あったんですかね?そして圧倒的な上級会員率…
富士山を望みながら1時間弱の飛行で伊丹空港に到着。
伊丹空港は去年も行ったのですが、たった1年で一気に綺麗になっててビックリ。
大阪モノレールに乗って蛍池駅へ行き、阪急に乗り換えて市内へ向かいます。
超個人的にですが、阪急の十三と梅田の間の並走区間や、堂々とした梅田駅を見ると、大阪に来たなあと感じますね。
中之島エリアをぶらぶら
美しい建築物を巡る
まずは中之島エリアをぶらぶらするために御堂筋線で淀屋橋駅に移動。
中之島は堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲のエリアで、行政、文化的施設が集まってる場所でもあります。
中之島には数多くの美しくて立派な建物があります。こちらは府立中之島図書館。ギリシャの神殿を連想させる巨大な円柱を用いた玄関に圧倒されます。建物が重要文化財に指定されているようです。
そして大阪市中央公会堂。こちらも重要文化財に指定されています。赤レンガの建物は緑が多い環境によく映えていて良いですね。中之島のシンボル的存在です。
中之島は川に挟まれた場所ということで、川に面したエリアをオープンカフェのように使っていたりと、川を活かした取り組みを数多く見ることができました。でも中之島はともかく向こう岸の景色が殺風景なのが微妙な所…
中之島の東の端は大きな公園になっていて、先端部分にはちょっとした展望スポットがありました。川に挟まれて気持ちよくはありますが、やっぱり景色が良いかと言われるとちょっと微妙かも?でも公園自体は綺麗に整備されてて良い感じでした。
京阪中之島線に乗ってみる
中之島の地下には京阪中之島線が通っています。この路線、全然人が乗ってないだとか大幅な減便だとかあまり良い話を聞かない路線なのですが、気になったので実際に乗ってみることにします。
上の写真はなにわ橋駅の改札です。中央公会堂の目の前にある駅で、木材を使った開放的な空間で閉塞感をあまり感じません。ただ確かに市内の割に人は少なめ。
終点の中之島駅にとりあえず乗ってみました。1つの車両ごとに5人ほどしか乗ってなかったのでやっぱりガラガラではありましたが、中之島駅周辺はイベントをやっていたようで沢山の人が歩いてました。上の写真には人写ってませんが。
ただ自分にとってはあまり見るものはなかったのですぐに戻ることに。
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あいりん地区に足を踏み入れる
電車で新今宮へ
中之島駅から普通電車で京橋駅へ。環状線に乗り換えます。
たどり着いたのは新今宮駅。この駅は通天閣がある新世界エリアにも近い駅なのですが、同時に日雇い労働者が集まるドヤ街であるあいりん地区の最寄り駅でもあります。
あいりん地区は今でも路上生活者が多く、昔は大麻の取引がよく行われてたなんて話も…
大学や本などで路上生活者についての話を見聞きするうちに、一度実際に訪れてみたいと思った場所なのです。
とはいえあまり写真を撮れるような雰囲気でも無かったのでここに載せる写真は殆ど無いです。ネットで検索すればあいりん地区についての記事はいくらでも出てくるので興味のある方はそちらをどうぞ。
沢山の安宿や100円を切る超低価格な自動販売機、道端に大量に停められた自転車など、印象に残る光景が広がっていました。
1時間ほど歩き回ったところで、こちらもあいりん地区に近い駅の一つ、南海の萩ノ茶屋駅からなんばに向かいます。
なんばで一休み
南海のなんば駅に到着しました。1日目はなんば駅近くのカプセルホテルを予約していたので、一旦立ち寄って休憩することに。ここまでなんだかんだ歩いてばかりで疲労が溜まっていたのです…
ポンテ広場
宿に行く前にちょっと寄り道して来た場所がこのポンテ広場。JR難波駅直結のバスターミナル、OCATに存在する地下広場です。ここはストリートダンスと聖地として有名で、若者が集まるきっかけになればと広場の管理側が鏡を設置したという非常に珍しい場所となっています。
公共の空間の活かし方について考える時にも参考例として挙げられる事も多く、自分もこの本で読んで知った場所でもあります。
- 作者: 隈研吾,陣内秀信,鈴木知之
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この写真では踊っている若者は写っていませんが、あとで夜に訪れてみたら鏡の前で踊る若者グループが複数いて、本当に使われているんだとちょっぴり感動したのでした。
HOTEL J-SHIP 大阪難波 に宿泊
JR難波駅から数分歩いた所に、今回利用した宿、「HOTEL J-SHIP 大阪難波」があります。少し分かりづらいのですが、JR難波駅から地下通路を通れば横断歩道を渡らずにたどり着けるのでアクセスは良好です。
形態はカプセルホテルですが、最近オープンしたのもあってとにかく綺麗です。フロアは男女別にしっかりと分かれており、どの場所でもWi-Fi環境が整っています。個人的に気に入ったのは大浴場の綺麗さと共用ラウンジの居心地の良さ。共用ラウンジではカフェのように椅子とテーブルが用意された環境で、無料でコーヒーが飲めたり、コンセントでスマホやパソコンを充電したりと快適に過ごすことが出来ます。
ちなみに自分は一泊2900円で宿泊しました。3000円切るのは嬉しいですね。
値段の検索はコチラからもどうぞ↓
カプセル&キャビンホテル J-SHIP 大阪難波 – 宿泊予約は<じゃらん>
共用ラウンジの入り口にはちょっとした日本庭園チックな空間がありました。こういう空間があるカプセルホテルは中々珍しいのでは?
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阪神なんば線経由で神戸へ
休憩しながらこの後どうするか考えた結果、宿がなんば周辺にあるということもあり、まだ乗ったことのない阪神なんば線に乗ってみることに。
そしてそのまま流れで神戸の方までたどり着きました。
大阪と神戸はやはり近いですね…あっという間に着いちゃいました。
神戸をお散歩
三宮駅からちょっと歩けば、有名な花時計がお目見えします。
この周辺は歩道が綺麗に整備されていて、植栽も豊かで歩いているだけで楽しいです。
水路があったりベンチがあったり…
ちょっとした滝のようなものもありました。
このまま旧居留地を抜けて…
元町の商店街へ。商店街エリアは特に人が多くて賑やか!
商店街のすぐ隣には中華街があり、そちらも賑わっていました。
海岸の方に歩いて神戸港震災メモリアルパークへ。
今でも阪神淡路大震災による被害の姿が保存されている、貴重な場所です。
護岸のコンクリートの大きなヒビが地震の恐ろしさを伝えています…
こんな感じで神戸をのんびり街歩きし満足したところで、元町駅からまた阪神でなんば駅に戻りました。
夜の大阪を歩く
通天閣周辺
一旦難波に戻った後、今度はJRに乗り再び新今宮駅に来ました。
ホームからもライトアップされた通天閣が見えます。
というわけで新世界にやってきました。夜はお店の看板が派手に輝いていてカオスな空間です。特に外国人観光客がこぞって写真を撮っていました。
そこら中に外貨両替機が設置されていて、外国人観光客の多さを更に実感…
夕飯に新世界名物のどて焼きや串カツを頂きました。
どて焼きを食べたのは初めてでしたがめっちゃ美味しいですね…牛すじの食感と味噌の味がたまらないです…
道頓堀のとんぼりウォーク
通天閣の近くにある地下鉄の恵美須町駅から1駅乗り、日本橋駅で下車。
道頓堀沿いを歩いてみます。道頓堀のこれまでのイメージは人が多くて騒がしいくらいのイメージしか無かったのですが、行ってみると岸が超綺麗に整備されていて驚き。この遊歩道にはとんぼりウォークという名前が付けられているそうです。
ちょうど道頓堀川万灯祭なるものがやっていて、川沿いに提灯が沢山飾られていました。
ドンキホーテの前にある遊覧船乗り場は長蛇の列でした。
えびす橋付近のおなじみのグリコの広告。えびす橋はものすごい人の密度でした…
この辺の広告はただでさえ巨大で明るいのに、静止画じゃなく動くものが多いので特にド派手。
とんぼりウォークを端まで歩ききればもうなんば駅に近いところまでたどり着くので、そのまま歩いて宿に戻ったのでした。なんば駅周辺は地下通路が広範囲に整備されていて移動は楽チン。
カプセルホテルでしたが周りの人がみんな静かだったので無事熟睡。
2日目は朝から大阪を出て京都方面に向かいます。
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