いなけんの沼

大学生オタクの備忘録

アート溢れる直島を日帰りで巡ってみました

ART SETOUCHI

瀬戸内海には数多くの島々がありますが、その中でも香川県にある直島という島は特に注目されている場所です。それは島全体にアートに溢れていて、アートによる島おこしがされている点にあります。

私はこれまでの記事で書いてきたように四国一人旅をしていたのですが、その一人旅の最終日として直島を巡ってきました。

初めに言っておくと、直島のアートを日帰りで全て鑑賞しきるのはかなり無理があります。

そこで今回は、巡る場所を絞って、代表的な美術館や作品を中心に鑑賞しました。

前回の四国旅の記事はこちら↓

www.inaken-numa.com

 

高松港から朝一番の船で直島へ

船のダイヤ

直島へ向かう航路は複数ありますが、今回は四国旅行ということで高松港から向かいます。

高松港→直島の朝一番の便は8時12分発の船です。高松市内に宿泊していればそこまできつい時間では無いでしょう。

運賃は往復券で990円でした。

直接港に行き、看板に従って窓口へ進めば簡単に購入出来ます。
港から既に沢山の外国人がいて、国際的にも直島が人気なんだと実感しました。

快適な船旅

直島行き船の内部

高松から直島までは50分弱かかります。少し乗船時間が長いですが、客室内はゆったりとしていて、自動販売機やテレビも付いているなど快適な空間です。

直島行き船のデッキ

飽きたらデッキに出て海風を浴びるのもよいでしょう。

直島到着

宮浦港

50分ほどの船旅で直島の宮浦港に到着!
スタイリッシュなターミナルがお出迎えです。

島内の交通手段問題

さて、直島観光の最大の問題が島内の移動手段です。
直島はそれなりの大きさがあるので徒歩だけでまわるのには少し無理があります。
タクシーも島全体で1台しかないので、ほぼ利用できません。

基本的には自転車を借りるか、徒歩とバスの組み合わせになるでしょう。
今回は基本は徒歩で、長い距離の時だけバスに乗って移動しました。
ただ今振り返ると電動自転車を借りたほうが移動しやすかったかなと感じますが…

地中美術館

宮浦港から美術館まで歩く

地中美術館は直島における一番有名な場所では無いでしょうか。
大半が地中に埋まった建物には自然光が美しく降り注ぎ、それぞれの作品を引き立てる見事な鑑賞スペースなど、言葉にするのが難しいですが、美術館という空間全体が大きな作品として成立しています。

宮浦港から地中美術館へバスで行くには、基本的に遠回りのルートを通る必要があります(まず町営バスに乗り、終点でベネッセハウス場内バスに乗り換え)。

宮浦港から地中美術館までは徒歩でも30分あればたどり着くので、今回は海風を感じながらのんびり歩くことにしました。ただし急な上り坂が続く箇所があるので、ある程度体力に余裕がある人向けです。

 

直島パヴィリオン

宮浦港から地中美術館の方へ歩き始めるとすぐに直島パヴィリオンが出迎えてくれます。

直島の宮浦港から地中美術館への道

地中美術館まで徒歩で行く人は他にほとんどいませんでしたが、だからこそゆったりとこのような島ののどかな景色が堪能出来ました。

地中美術館を味わう

地中美術館

30分弱歩くと地中美術館に到着します。流石建物の多くが地中に埋まってるだけあり、いきなり入り口が現れるといった感じです。

地中美術館チケットセンター

宮浦港から歩いてくると先に門が現れますが、さらに進んだ離れた場所にチケットセンターがあるので、まずはそちらに向かいましょう。

鑑賞券を購入し、コインロッカーに荷物を預けます。
地中美術館の開館は10時からなので、朝の船で来ると開館の時間まで少し待つことになります。
それでも地中美術館は比較的人が少ない朝の時間に行くのが良いです。
地中美術館は展示物が少なく、かつ鑑賞空間に人数制限をかけているものが多いです。
朝一で行ってもジェームズ・タレルの体験型の作品は鑑賞までに10分程並びました。

館内は狭い通路が多く、混雑しているとガヤガヤした雰囲気にがっかりしてしまうと感じました。なるべく空いてそうな平日か、朝一に行くのを強くオススメしておきます。

館内は写真撮影禁止なので画像はありませんが、普段あまり美術館に行く機会が無かった自分にとっては多くの刺激がありました。光が持つパワーの凄さを味わいました。

benesse-artsite.jp

ベネッセハウスの敷地を歩く

数多くのモニュメント

ベネッセハウス敷地内のアート

地中美術館からつつじ荘までのエリアはベネッセハウスの敷地となっていて、屋外でも様々なところに作品が展示されています。一応バスも通っていますが、この区間は歩きつつ作品の鑑賞をすることがオススメされていたのでまた徒歩で移動します。

有名な黄かぼちゃも

直島 黄かぼちゃ

海沿いを歩いていれば、直島で最も有名だと思われる作品、南瓜(黄かぼちゃ)ともご対面出来ます。

海にせり出しているので、遠くからでも圧倒的な存在感です…

家プロジェクト

アートの力で生まれ変わった古民家たち

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直島の中でも特に歴史が深い場所である本村地区の使われなくなった複数の古民家を、芸術家の手によって家まるごと作品に仕立て上げたというのが家プロジェクトです。現在は7軒の作品が公開されています。

それぞれの家は徒歩で移動できる範囲に固まっているので、本村地区までは町営バスで移動し、その後歩いて一つ一つ回っていきます。

本村地区に着いたらまずはチケットを購入

つつじ荘から町営バスに乗り、農協前で下車。
バス停のすぐそばにある本村ラウンジ&アーカイブにまずは向かいます。

ここは昔は農協のスーパーマーケットとして使われていたそうですが、現在は家プロジェクトの鑑賞券と関連グッズを販売する場所となっています。

ここで家プロジェクト共通チケットを購入し、いよいよそれぞれの作品の鑑賞へ向かいます。

基本的に順番の指定は無く自由に回ればいいと思いますが、南寺という作品は体験型の作品となっていて、場合によっては15分程待ったり、整理券の配布といった事もあるそうなので、時間がない人は早めに行くと良いみたいです。

家プロジェクトはネタバレをしてしまうと生で見た時の感動が薄れてしまうと思うのでこれ以上の事は書かないでおきます。是非自分の目で確かめて見てください。

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ANDO MUSEUMもおすすめ

本村地区には地中美術館の建築設計をした安藤忠雄についての展示がある、ANDO MUSEUMもあります。

小さいながらも様々な展示があり、またこの建物自体も古民家にコンクリートの塊が挿入された安藤忠雄らしいものになっています。地中美術館の建物に感動した方は是非。

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宮浦港に戻る

宮浦港から出発する高松行き最後の船は17時ちょうど発です。
岡山県の宇野行きであればもっと遅い時間まで運行があるのですが、今回は東京行きの飛行機を高松空港発で取っていたので、大人しく高松行きに乗船することにしました。
17時の高松行きの船に乗ると、結構ギリギリですが高松港のバス停から高松空港行きのリムジンバスの最終便に乗り継げるのがポイントです。

町営バスの混雑に注意!

本村地区から宮浦港に戻るのは、本村地区の適当なバス停から宮浦港行きの町営バスに乗るだけといえばそうなのですが、午後の時間帯は島から帰る人達でバスが大混雑します。比較的空いている時期であるはずの1月でも通路までぎちぎちに乗っている程の混雑で、場合によっては乗れないこともあるそうです。
余裕をもって早めのバスに乗ろうとするのが吉でしょう。
最悪本村地区から宮浦港までは30分歩けば着くので、それくらいは余裕を見ておきましょう。

自分も余裕を見て、16時ころには宮浦港に到着しました。

宮浦港周辺も見どころいっぱい

船の出港まで一時間程あったので、少し探索。

直島 Iラブ湯

宮浦港から歩いて3~4分のところに『I♥湯』という銭湯があります。
奇抜な外観も凄いですが、建物内もしっかりと装飾されていて、かつ実際に入浴することが出来ます。港の近くですし、早めに港に来て銭湯で疲れを癒やすのもおすすめです。

宮浦港の赤かぼちゃと船

また港の広場にはインパクト絶大な赤かぼちゃがあります。この赤かぼちゃは中に入れるので、子供が楽しそうに遊んでいました。

高松空港から東京へ

17時に宮浦港から出発し、18時前に高松港に到着。

なるべく早めに降りて、直ぐに高松築港駅付近のバス停まで歩けば、高松空港行きのリムジンバスに間に合います。

18時12分高松築港発のバスが終バスで、それを逃すと一気に公共交通機関で空港に行くのが難しくなるのでハラハラしましたが、無事に乗車。

高松空港に19時前に到着し、その後20時5分発のJAL486便羽田行きに搭乗し、東京へ戻ったのでした。

日帰りでもしっかり楽しめた

直島に行こうと前日に決心し、結構無理やり一日で直島を回ったのですが、想像以上に満足できる旅となりました。見るものを絞ってその分一つ一つじっくり鑑賞すれば、日帰りでも楽しめます。

ただ、今回訪れることが出来なかった施設も多くあるので、またこの周辺エリアを訪れることがあればまた直島に行きたいですね。次こそは島内に宿泊して早朝や夜の直島も味わいたいと思ったのでした。